『ヤマトよ永遠に REBEL3199』はディズニー買収後の『スターウォーズ』のようになってしまうのか?

ヤマトよ永遠に3199画像 雑記
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2024年7月19日より上映開始予定の「第一章 黒の侵略」のメインビジュアル&本予告が本日5月24日に公開されました。

今回公開された予告編では旧作「ヤマトよ永遠に」冒頭の暗黒星団帝国の地球侵略シーンを彷彿させるような数々のシーンが見ることが出来ます。

「ヤマトよ永遠に REBEL3199」は2021年、2022年に公開された前作「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」からの満を持しての公開ですが、期待よりも不安な気持ちが強くなっていきます。

「宇宙戦艦ヤマト」のリメイク作品はオールドファンからも多くの支持を得た2012年に公開された「宇宙戦艦ヤマト2199」のヒットを受けシリーズ化がされていますが、「宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち」からは福井晴敏氏が中心となった作品群となっています。

今回の「ヤマトよ永遠に REBEL3199」も総監督・シリーズ構成・脚本が福井晴敏氏が担当していますが、個人的にはそのことが期待よりも不安を強くさせるのです。

そもそも旧作シリーズでさえ、当時「さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち」の制作発表に失望した(ヤマトファンクラブ会長であった)氷川竜介氏のようなコアなファンがいたり、「さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち」公開時、エンディングロールを観ながらヤマトとの永遠の別れに号泣した後、すぐに西崎義展氏から続編の発表がされ、驚きとともに失望した多くのヤマトファンがいたにも関わらず、続々と制作され物議を醸した旧作の続編のリメイクがされているのです。

特に旧作「ヤマトよ永遠に」は当時の西崎義展氏好みのメロドラマ調のストーリーに多くのヤマトファンが興醒めした作品で有名です。

さて、旧作からのオールドファンのレヴューが概ね好評だった「宇宙戦艦ヤマト2199」の監督だった出渕裕氏と福井晴敏氏の「ヤマト」への熱量が違うことは明らかなのですが、もし出渕裕氏が2199の続編を監督していたらと思うと、つい「スターウォーズ・エピソード7以降」をデイブ・フィロー二が監督していたらどうなっていただろうという思いと同じくしてしまうのです。

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ただでさえ二次創作と言われてしまいがちである、本来の製作陣と違う製作陣が続編を作るのであれば、最低でも旧作の世界観の完璧な理解とリスペクトがあるべきであって、続編の製作陣が単に利益を求めただけの安易なファンウケのオマージュや一部の個人の解釈・趣味・主観で製作された作品は大不評をかうということは「スターウォーズ・シークエルトリロジー」で実証済みです。

J・Jエイブラムスと福井晴敏氏の各作品への熱量が被るのは気のせいでしょうか?キャスリン・ケネディがシークエルをルーカスの愛弟子と言われるデイブ・フィローニに監督をさせなかったことと宇宙戦艦ヤマトの権利者である西﨑彰司氏が「2199」の続編の監督を出渕氏ではなく福井氏へ打診したという話とも被っているように思われます。

全7章で完結が予定されている「ヤマトよ永遠にREBEL3199」、2年〜3年かけての公開になるでしょうが、最後までお付き合いするファンも段々と少なくなってくるのではないでしょうか?

ムビチケ画像
数量限定数完売しなかったようです

今後のヤマトの続編が福井晴敏氏の二次創作と言われないようにしてもらいたいと思います。

↓映像特典はAnime Japan2024ステージ映像だそうですよ

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ヤマトよ永遠に第一章DVD画像
加藤直之氏イラストのスリープ

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