観たかったのはコレ!「ヤマトよ永遠に」古代守・サーシャ生存エンド

宇宙戦艦ヤマト二重銀河の崩壊ハッピーエンディング画像 雑記

先日10月6日に開催された「宇宙戦艦ヤマト」放送50周年記念上映会にて庵野秀明氏により発表された庵野版「宇宙戦艦ヤマト」の製作開始のニュースは大ニュースとなり、庵野版「宇宙戦艦ヤマト」がどのような作品になるのかが話題となっていますが、今回10月13日に「宇宙戦艦ヤマト」という作品の多様性を肯定し、そして、これからの庵野氏の意気込みが語られる『「宇宙戦艦ヤマト」という作品との関わりについて(庵野秀明より)』というメッセージが株式会社カラーのホームページで発表されました。

「宇宙戦艦ヤマト」という作品との関わりについてホームページ画像
過去のヤマトについて語られるひとつひとつに納得です

メッセージには『この度自分は、関係各社のご厚意により新作の『ヤマト』を作ることに関して比較的自由な権利を得ました。だからこそ、中2の自分の夢を叶えるという小さな目標ではなく、新作の『ヤマト』は次の100周年に継続する可能性の高い作品群にするべく心掛けています。』とあることから、庵野版の「宇宙戦艦ヤマト」への期待が更に膨らみます。

メッセージ中には現在リメイクシリーズが製作されている「3199」についてもエールが送られていますが、今回このブログの記事で書きたかったのは「ヤマトよ永遠に」のリメイクである「3199」よりも約20年程前の2005年に発売された「宇宙戦艦ヤマト二重銀河の崩壊」というゲーム作品です。

「宇宙戦艦ヤマト」二重銀河の崩壊は当時バンダイナムコゲームスの子会社であったベックからPS2向けに『宇宙戦艦ヤマト』の放映30周年記念タイトルとして発売された3部作の第三弾ゲームタイトルです。

松本零士版キャラクターが素晴らしい!

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総設定デザイン・監修が松本零士先生のためキャラクターデザインが松本零士先生風になっていることはもちろん、古代守=ハーロック説の暗示があったりと松本零士ファンへのサービスも忘れていません。また、メカニックデザイン監修は宮武一貴氏でありオリジナルの監修であったスタジオぬえの協力もされています。声優陣もオリジナル「ヤマトよ永遠に」公開から25年経っているにも関わらず、森雪役の麻上洋子さん、サーシャ役の潘恵子さんなどのオリジナル声優が務めているのも魅力です。

古代守画像
傷跡がまんまハーロックになった古代守。

PS2向けのゲームですからゲームとしての内容や操作性についてはゲーム愛好家の方々にいろいろな意見があると思いますが、「宇宙戦艦ヤマト二重銀河の崩壊」は「宇宙戦艦ヤマト」ファンとしては庵野氏の言う複数のヤマトが存在するという作品群の中で非常に好評だったと思われます。

「宇宙戦艦ヤマト二重銀河の崩壊」は暗黒星団帝国編の最終章としてアニメ『ヤマトより永遠に』の後半部分をベースにしたストーリーが展開するのですが、展開次第ではサーシャ生存エンドとすることが出来、このエンディングこそ多くのヤマトファンが「ヤマトよ永遠に」で観たかったエンディングではないでしょうか。

「宇宙戦艦ヤマト」という作品にこめるエンターテイメント性やメッセージに対して西崎義展氏と松本零士氏の考え方の違いがよくわかるエンディングだと思います。もし1980年公開時の「ヤマトよ永遠に」がこのようなエンディングだったら、当時ヤマトから離れて行ったファンもそれ程多くはなかったのでは無いでしょうか?

↓全長4時間の動画もありました

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